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2019年3月20日

アイススケート文化を、この街の誇りに。 『第1回 仙台市長杯フィギュアスケート競技会』開催!

2018年12月16日、記念すべき『第1回 仙台市長杯フィギュアスケート競技会』が、開催されました。東北で唯一の通年型のリンクであり、数々のトップスケーターを排出してきた「アイスリンク仙台」を舞台に、宮城県内のクラブチームに所属する45名のスケーターたちが出場。将来のメダリストたちの育成に繋がる、新たなマイルストーンとなる大会となりました。

 

アイススケート発祥の地に、新たな大会が生まれる

開会式では、郡 和子仙台市長が「未来のトップスケーターになれる選手たちが参加してくれた。次世代の選手が育って、世界に羽ばたいていただく。その大きな舞台にしていただけたらと思っています」と挨拶。2018年4月に行われた羽生選手のオリンピック2連覇祝勝パレードの剰余金が県スケート連盟に寄付され、県スケート連盟の赤間 弘記会長は「羽生選手のように世界で活躍する選手の育成のために役立てたい」と謝辞を述べました。また、羽生選手からもお祝いのコメントが寄せられました。

 

 

静かで熱い情熱が、リンクの上で輝く。

9時45分からは1分クラス・無級以上の初級課題選手9名と1級課題選手9名の演技が披露されました。10歳以下の選手も多く、その小さな身体を思い切りのばした溌剌とした演技に観客席からも大きな拍手が湧き起こります。男子選手には勇ましい楽曲をセレクトする選手が多く、きびきびとした動き、ジャンプやスピンに果敢にチャレンジする姿が大いに印象的でした。

11時30分からは2分クラス・1級以上の2級課題選手2名と大人1分クラス選手1名、大人2分クラス選手1名の演技。続いてノービスBクラス(9歳以上11歳以下かつ3級以上)2級以上の女子選手6名と、ノービスAクラス(11歳以上13歳以下かつ4級以上)3級以上の男子選手1名と女子選手10名がリンクに上がり、演技を披露しました。伸び盛りの段階にある選手たちだけに、しっかりした技術が演技の中に活かされ、それぞれの個性も光ります。

15時からはSPクラスジュニア5級以上の男子選手1名と女子選手5名、SPクラスシニア6級の女子選手2名が登場。いずれも2018シーズンジュニア課題選手である、期待の面々です。スピン、ジャンプにも安定感十分、技術はもちろん巧みな表現力を活かし、銀盤を使い切りました。

そして今回、2018年の全日本ジュニア選手権に出場した千葉百音選手、鈴木なつ選手、三浦向日葵選手によるエキシビジョンも開催。世界に最も近い選手たちによるダイナミックかつ繊細な演技に、出場選手たちも釘付けでした。

次世代を担う、杜の都のスケーターたち。


1分クラス・無級以上の初級課題1位 花等 貴咲乃さん

「大事なところでコケてしまったけど、点数的には評していただいたので満足。羽生選手みたいな大きいジャンプを飛んだりできるようになって、大きな大会に出て活躍したいです」

 

SPクラスジュニア5級以上 1位・尾形広由さん

「今日の出来は10のうちでいえば4ぐらい。まだまだ改善するべき点が多いです。トリプルを完璧に飛べるようになって、6級・7級に挑戦していきたいです」

 

 

仙台でトップスケーターを指導し続けてきた阿部奈々美コーチのお話

「これまで大会がなかったこの時期に新たな大会が生まれたことで、選手たちはみんな新たな目標を持って練習し、この大会に臨むことができました。どの選手も積極的なチャレンジを行っており、今大会や今後にかける意気込みが見られましたね。また、エキシビジョンで世界に近い選手たちの本気の滑りを間近に見ることで、若い選手たちの気持ちに火がついたら、とも思います。全国を目指す子たちが、ここから育っていく大会になったらとても嬉しいですね。また、一生の趣味としてフィギュアスケートを楽しむ大人の競技者が増えるきっかけにもなれたら、と思います」

 

杜の都から、世界へ。